新入社員座談会-アトレを担う若き力-

Special Talk

アトレで働く醍醐味は、社員一人ひとりがプロデューサーとなって、ショップの個性と魅力を引き出す総合演出に携わること。みずみずしい感性を尊重する風土があるため、若手社員の意見は大歓迎。思ってもみなかったような活躍のチャンスがたくさんあります。今回は2カ月の集合研修を終え、アトレの最前線で働きはじめた新入社員5名がテーブルを囲み、配属店舗で実感したことや就職活動の思い出、これからの未来のことなどを語り合ってもらいました。

MEMBER

  • 岡田 夏実

    アトレ吉祥寺店
    2023年 入社
    生活科学部

  • 光田 顕人

    アトレ恵比寿店
    2023年 入社
    経営学部

  • 光田 青佳

    アトレ上野店
    2023年 入社
    工学部

  • 佐藤 可菜

    アトレ大井町店
    2023年 入社
    文学部

  • 大野 岳

    アトレ新浦安店
    2023年 入社
    生物資源科学部

※所属部署は取材当時のものになります。

街のダイナミズムを
肌で感じながら
「館ならでは」を追い求める

岡田:集合研修、お疲れ様でした。現在では別々の館に配属となりましたが、現場に出てみてどうですか? それぞれの街で感じていることを話し合いませんか。

佐藤:はい、じゃあ私から。最近、私が勤務する大井町店では、食品ゾーンがリニューアルオープンしました。私たち営業部も売り場に立って、お客様にご挨拶したりチラシを配ったりしたのですが、皆様から「この日を待っていたよ」とか「リニューアルして素敵になったね」とか、いろいろと声をかけていただきました。改めてアトレが地域に愛されていることを肌で感じましたね。

大野:お客様とのコミュニケーションから得ることは多いと思います。新浦安店も地域密着をとても大事にしている館で、頻繁にお客様をお招きしては、ご意見をヒアリングしています。そのたびに驚かされるのが、お客様は、ショップ構成や商品の陳列、接客態度など、細部までしっかり見ていらっしゃるということ。お褒めの言葉もあれば、厳しいご指摘もありますが、目からウロコが落ちるような発見も多く、ありがたいですね。

光田(顕):そうした発見が、より良い館づくりには不可欠なんでしょうね。恵比寿店にはお子様を連れた方がよく来館されるので、授乳室を新しくしたり、ママさんパパさんを応援する「mama×papa Fes!」というイベントを開催したり、さまざまな施策を実行中です。どうすればお客様に楽しんでいただけるのか、みんなで「館ならではの演出」を追求しています。

岡田:館の中だけでなく、外にもアンテナを張ることが大事だって、最近実感しています。というのも、先日、先輩と一緒に競合の商業施設や、新しくオープンした話題のカフェを視察したんです。自分の足で訪れ、自分の目で見ると、やっぱり気づきが多くて。もし、あのショップが私たち吉祥寺店の催事に並んだら、こんな新鮮味が生まれて、これくらいの収益が見込めるかも! そんなことを先輩と意見交換しながら、開発業務の醍醐味を経験できました。仕事の一環として街歩きできることが、純粋に楽しかったです(笑)。

光田(青):「100の街があれば、100の顔のアトレ」が私たちのミッションだから、街のことを知るのも大切な仕事だよね。上野店では周辺の動物園や文化施設との連携が盛んで、さまざなコラボ企画を展開しています。私たち営業部やショップの皆さん、上野駅、街のさまざまな施設が一丸となって、観光にいらっしゃったお客様の思い出に、花を添えられたらと思っています。

思い出の中には、
いつもアトレ。
憧れと共感の思いが
入社へと背を押した

光田(青):大学時代は建築を勉強していたので、漠然といずれは設計事務所で働くのかなって思っていました。それでも最終的にディベロッパーの仕事を選んだのは、ただ空間を造るだけでなく、「空間を共に育てる」ことに魅力を感じたからです。お客様やショップ、地域の色を反映しながら成長していく上野店にいると、まさに思い描いた場所で働けていると感じます。

岡田:私も少し似ているかも。大学では環境デザインの観点から、まちづくりについて学んでいました。将来は地域活性化に貢献できるような仕事に就きたいと思っていたところ、それが商業施設で実現できることに気づいたんです。そのきっかけのひとつが、私の地元にあるプレイアトレ土浦です。地域の特徴を最大限に活かした、サイクリング特化型の館づくりが奏功して、ぐんぐん街の知名度が高まり、来街者が増えていく。その様を目の当たりにしたことが、入社の決め手にもなりました。

大野:僕の地元にもアトレがあって、小さい頃からよく利用していました。学生時代にはショップでアルバイトもしていたので、すごく親しみ深い場所です。利用者とショップクルー、両方の立場を経験してきたので、そこで気づいたことを活かせるんじゃないかと思い、アトレを志望したんです。営業課で働いている今、アトレとして大切にしたい価値観や施策を、ショップの方々にご説明する場面がたくさんあります。そんなときはショップクルーだった頃を思い出して、言葉の選び方、話す相手やタイミングなど、皆さんに共感してもらえるようなアプローチを工夫しています。

佐藤:アトレは「舞台」で、お客様は「観客」、ショップは「役者」、それがアトレのプロデュース型運営だもんね。観客の満足度を高めるためには、役者であるショップクルーの方々に気持ちよく働いてもらうことが大切ですよね。私が就職活動時にアトレって魅力だなと感じたのも、会社説明会や面接を通して、プロデュース型運営の考え方に触れたからだと思います。

光田(顕):実は、僕の父は商業施設に勤めているんです。リーシングの仕事を楽しそうに話す姿や、完成した施設に連れて行ってもらって、僕自身も誇らしかったことが印象的で、僕もいずれはこの世界に飛び込みたいと思っていました。お客様やショップに寄り添うアトレなら、父が経験した以上の経験ができそうだと入社を決めました。

佐藤:商業施設ってみんなの原風景にあるような場所だよね、今アトレで働けていることが、改めてうれしく思います。

明日も来年も何十年後も、
これからも
ずっと
アトレのファンで
いてもらうために

光田(顕):恵比寿店の先輩たちは穏やかな方が多いですが、皆さんどこか「尖った」分野を持っていたりして、面白いです。例えば某先輩はものすごくアパレルに詳しくて、話し出したら止まらない、みたいな(笑)。僕も自分なりの専門分野を磨きながら、誰でも気軽に相談できるようなムードメーカーになりたいと思います。お客様はもちろんのこと、ショップクルーやアトレ社員も楽しませられたら素敵だなって。

大野:これはアトレ共通だと思うけど、若手にも惜しみなくチャンスをくれる雰囲気があるよね。年次や役職に関係なく、一人ひとりの「やってみたい!」を大事にしてくれるというか。実際のところ、僕も販促イベントのアイデア出しやショップへの改善施策を提案した経験があり、実現した企画も少なくありません。

光田(青):もし企画を実施することになっても、任されっぱなしということはなく、先輩方が丁寧にバックアップしてくれる印象ですね。

大野:そうなんです。だから、安心して手を挙げることができるんだと思います。これからも積極的に提案する姿勢は、変えるつもりはありません。同時に、地域の特性について学び続け、どんな館へ異動になっても通用するような分析力を磨きたいと思います。その力で持って、館の特性に合った「アトレ初出店」をプロデュースしてみたいです。

岡田:「アトレ初出店」、私も憧れます。地元の茨城が好きなので、挑戦的な取り組みをしている土浦・取手店に携わり、茨城のまちを活性化させるお手伝いをしたいと思っています。地方駅が抱える人口減少や駅ビルの衰退を食い止めるロールモデルのひとつになることが目標です。

光田(青):私も将来を想像すると、開発業務に携わっている自分を思い浮かべます。学生時代に身に付けた建築の知識を活用しながら、ワンフロア全体、もしくは館全体のリーシングに挑戦することが目標かな。一歩、足を踏み入れただけで、まざまざと世界観が感じられるような空間が創れたら素敵ですね。

佐藤:うん、それくらい独自色の強いアトレ、見てみたいです。私は「アトレってなんか楽しそうなことやってるよね!」「次は何のイベントをやるのかな…」とお客様の興味をそそるような施策をつくってみたいですね。一度来館していただいて終わりではなく、何年、何十年先もアトレのファンでいてもらうことです。みんなで思い描く未来を実現していきましょう。

撮影協力:シロノニワ(アトレ恵比寿西館8F)